古本買取店の発見型総合古本店タイプ

発見型とは掘り出し物を見つける場所を表し、 発見型総合古本店は従来の自給自足型古本店が発展したスタイルのお店ではないでしょうか。

従来からある文庫本よりも少し判型が大きなソフトカバー版の全書シリーズなどとともに、 かなり専門書的な内容をもっているのではないでしょうか。 発行部数も数千部単位のものが多く、従来の文庫本の十分の一以下です。 発行後すぐに絶版になるものも少なくないでしょう。 その意味でも、発見型総合古本店で好まれるカテゴリーではないでしょうか。

マンガに関しては、大手少年雑誌などのメジャー雑誌の作品ではなく、 マニア向け出版社、あるいは大手出版社の大人向けラインの作品が取り扱い品目のような気がします。 一般書でいえば、一部ディープな読者を相手にした小説、 その道を専門的に追求している人を対象にした本などは、 発見型総合古本書店の主力商品となりえるでしょう。

つまり、自給自足型古本書店の看板だった、 実際にはあまり売れない品物をおもな売り物とすればいいのです。

かつてはほとんど売れなかったものを、 どのようにすれば売れ筋商品に変えことができるのでしょうか。 そのためには規模を拡大し、ある程度便利な場所や古本買取店街などにお店を作って 集客をはかる必要があります。 あらかじめ決まったものを探すのではなく、 何かを発見してもらうようにうながすのが、発見型総合古書店の役割ではないでしょうか。

そうなると最大の楽しみは、掘り出し物を見つけることだったりするでしょう。 こんな本があったのかと、お客様自身に発見してもらうことはすばらしいことです。 あまたある本を漫然と並べたのでは、お客様の発見をうながすことはできないでしょう。